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refomed | 10WASH REVERSIBLE L/S TEE

ウォッシュウォッシュウォッシュウォッシュウォッシュウォッシュウォッシュウォッシュウォッシュウォッシュした風合いのロンTが入荷しました。

初っ端ミスタイプしたような感じですが間違いではありません。
通常の加工工程を繰り返し行なった、既に色ムラが出ているロンT。

前回展示会に行けなかったのでオンラインオーダーになったんですが、画面上からも
これはやっちゃってるなー
というのが伝わってきたので、オーダーしときました。

加工工程を繰り返し?生地洗浄を?表面加工かな?
想像するのは楽しいけれど、ちゃんと説明せないかん時があるかもしれん。
はい、分からないことはデザイナーの安藤さんに聞いてみよう!
ということで。

正解は表面加工も洗いもタンブラーも全部らしいです。
画像は左が裏側の加工が薄い方、みぎが表側の加工が濃い方。

「色が馴染む」とよく云うけれど、その服を見てすぐに想像なんてできません。
馴染む前がどうだったかなんて分からないし、普段生活していてその服が馴染んでいっているかなんて意識しない。

10WASH REVERSIBLE L/S TEEの裏表を見るとその変化を感じられます。
加工すると生地の表情がどう豊かになるのかが分かる、学校の教材にできそうな一着。

カットソーのリバーシブルはなんか意味ありそうで無いなと思っていた私です。
色が切り替わるとかプリントが違うぐらいしか変化無いし。

ですがこのロンTはフェイクレイヤードと袖切り替えの異なるデザイン。
フェイクレイヤード側は更に外表で縫製が丸見え。
袖切り替え側はポップというよりレトロなラグビーシャツよろしくな配色。

「現場仕事で表裏を使い分けて着ていたであろうヴィンテージをイメージした」
確かになっちゃっているなあ。

22AWにあったBASEBALL BIG TEEのアップデートのような感じ。
https://valore001.stores.jp/news/6331678b23c2aa46133db766

170cmサイズ2。

サイズ1。

サイズ2。

今回は3色の裏表で6パターンもあるということで、商品欄の方にちゃんと立ってる画像を載せておきます。
こちらでは普段通りくつろぎモードな画像で。

ちょうどこの店は壁が漆喰ということで、なんか雰囲気が合いますね。

縫製と配色で裏表どちらも肩がドロップしているのがよく出ています。
このお店にピッタリな肩の力が抜けたシルエット。

色が加工のお陰で素直じゃなく、とても言い表しづらい色になっています。
ナチュラル×グリーンは生成と鼠色のような濃い緑。
オレンジ×ミントは柿色と薄い水色。
チャコール×レッドは灰色と林檎のような赤。
どれも自然に馴染むような色です。

まあこの服が馴染んでようが馴染んでまいが、着る人にとっては着心地がいい以上のものはないんです。
けれど不思議なことに、人間はいい服をいいと感じたり、説明し難いかっこよさを感じ取ることができるようです。
「なんかいい感じ」ってやつ。

田舎の爺ちゃんが着てたニットのベストとか。
父さんが履いてたクタクタのチノパンとか。
この説明できない風情のような、叙情のようなものは、かっこいいと並ぶ服の重要な要素だと思います。

refomedの服はいつも建築との関係を感じますね。

明確には左官という仕事との関係ですが、職人の生活や行動、思考がよく反映されていると思います。
ブランドのタグにも使われる漆喰は5000年以上の歴史を誇るというし。
昔からある職人の生き方をベースにしているからか、人が生きる風景にすんなり馴染む。

ということで
refomedはどういった環境マッチングもしやすいブランドだけれど、日本でなければ(安藤さんでなければ)生まれなかった服ですよー
が言いたかったんですよ。

"10WASH REVERSIBLE L/S TEE"
color:natural×green, orange×mint, charcoal×red
size:1,2
¥29,700 in tax.