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nezuyohinten 2023SS delivery / "ETHNIC PULLOVER SHIRTS"

nezuyohintenより23SSの3rd deliveryが入荷致しました。

例年通り特定のテーマは設けず製作しております。

"ETHNIC PULLOVER SHIRTS"

根津洋品店より被り型のシャツが入荷しました。

エスニック…エトノス(ethnos,ギリシャ語)またはエトニ(フランス語),エスニック・グループ(エスニシティー)(ethnic group, ethnicity,英語)とは、一定の文化的特徴を基準として他と区別される共同体をいう。 土地、血縁関係、言語の共有(母語)や、宗教、伝承、社会組織などがその基準となる。(https://ja.wikipedia.org)

服飾・料理・音楽などについて、アフリカ・中南米・アジアなどその民族風であること。

なるほど。

エスニックといえば料理を思い浮かべていました。
まあ、エスニック料理のお店って普通の食欲だと100%スルー。

このお店も一般的な服欲の方は入ろうと思わないのかもしれない。
と考えてしまいましたが、このシャツはそこまで取っ付きづらいものでもないと思います。

基本のディティールは同じ。

開襟型の襟にブルゾンに使うようなボタンが一つちょこんと置かれている。

ボタンは無地がベージュベース、柄がブラウンベースを使用しています。

襟先は丸みを帯びアロハシャツなどよりはテールも短い。

どことなく茶目っ気がある。

裾には左右にポケットが付きます。

付くんですが生地の事を考えるとデザインとして捉えた方が良さそうです。

ジャケットのポケットは基本物を入れないのと同じように、物を入れていない方がシルエットが綺麗です。

必要とする時だけ使うのがおすすめ。

着丈はお尻が隠れるくらい。

ダックテールになっているのも小さなヒネリですが見た目がいいです。

もちろん足の動きを制限しない様に長めにスリットが入っています。

袖にもボタンがちょこん。

身幅はゆったりめながら裄丈はバランスの取り易い丈。
調整ボタンは無いですがジャストで着れる裄丈を狙っているのでご了承ください。

無地は経糸にフランスのノルマンディ産リネンとコットンの混紡糸。
白っぽい、そこここでダマになった天然素材らしい表面感が涼しげ。

緯糸はポリエステルとウレタン。

後染めで生地を染め上げているので、緯糸は強く反応していますが、経糸はうっすらピンクがかったぐらい。
シャンブレーを表現したとあって清涼感と上品な微光沢があります。

ジャカードはジョーゼットの透け感とジャカードの立体感が上品な生地。

よーく見ると、ベースの部分もうっすら柄が入っています。
その上にカットジャカードという切り絵の様な形で更に柄がのっています。

柄物を得意とする根津洋品店らしい、他と一線を画すジャカード。

170cm全てサイズ2。

ドレープ感や身幅の余裕がお分かり頂けるかと思います。

着用してみると異常に軽いです。
風の通しもいいので夏のスタイリングにも取り入れられます。

2商品各2色だったので画像が限られてしまいました。

夏はまだまだ先ですが日中は暖かい日が続いています。
まだ買うにはちょっと早いかな、と思っていたら意外と一枚で着る日はすぐかもしれません。